「クマゲラ」 平成18年06月24日 チーフ:井上 連絡係:倉方 活動内容 施業一般、間伐、つる切り 時間 9:30〜15:20 場所 石狩市 五の沢 交通手段 自家用車(7:45集合 16:00解散) 参加報告 ・昼間では倒伐した木々を鉈や鋸でつる切り、下草刈り、間伐をした。 昼休み後は、再び五の沢で施業した。代表の関さんと共に働き、 森林の土壌の働きや光の必要性、針葉樹と広葉樹の育ち方、種の運ばれ方や 道具の使い方など詳しく学び、コクワとヤマブドウの樹液を飲むなど フィールドを歩きながら、実践的に多くを学んだ。 ・今日は楽しく作業をさせて頂きました。関さんをはじめ、会員の皆様に色々な お話を伺いましたが、特に印象に残ったのは「森の始まり」の話です。 地表に光が差し込むよう伐採すると土の中で眠っていた樹木の種皮が 一斉に芽吹き始めます。森ができる最初の一歩です。 このお話を伺って森づくりの奥深さを感じました。 ・24日の活動は今まで参加した中で最も森林づくりに徹した活動だったと思います。 間伐は立っている木を切り倒すというダイナミックさがありますが、 この日は切った後の木を整理することが大きな目的だったので、 体力勝負の辛いものでした。しかしながら、間伐や整理をしない山は60年経っても みすぼらしい山なのだということが、目の当たりにして分かったので、 山づくりの必要性がよく分りました。 ・鋸が使いこなせなくて悪戦苦闘しましたが、関さんの言うとおり @引く時に力を込める Aゆっくりと刃を動かす、 この二つを実行したら少しだけ切るのが上手くなりました。個人的に鉈も使いたかったです。 ・クマゲラさんは本当に和やかなボランティア団体で、 昼時の風景を見ているとその雰囲気が伝わってくる。 目的は文字にすると難しいものになるが、参加して山に飛び込み、 年齢差のある人たちの中に見守られ、初めて体を動かすことで、 森づくりの大切さが実感できる。この体験を多くの仲間に味わってほしいと願う。 反省 ヘルメット、鉈、鋸は毎回借りているが、個人所有の方もいるので、 できるだけ持参した方が良いと思う。。 道具の研ぎ方を時間が空いたときに今後教えていただけるので、 部の道具持参は心がけた方が良い。 参加者 井上・倉方・佐藤・丸山コクワのつるを切って皮を剥き、冬のカンジキ作りの材料にします。
作業前のミーティング。 ふたば活動目次